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フランチャイズとのれん分けの違いとは


個人で店舗経営を考えている人の中でも、フランチャイズとのれん分けの制度のちがいについて、はっきりとわかっていない方も多いそうです。似たような概念であるため、ややこしく感じてしまうのも、無理はないと思います。

 

 

 

江戸時代から日本で続く古い風習

のれん分けとは、日本で昔から風習的に行われてきた制度です。江戸時代から続いていて、その歴史は長いのです。のれんとは、飲食店などのお店の入り口にかけられている布の事です。古くから営業している老舗ののれんには、必ず家紋や屋号が書かれていて、その店の象徴的な存在となっています。長い歴史のあるお店ののれんというのは、そのお店の経営ノウハウや仕入れ先への信用、ブランドの価値などが詰まっています。そして、長年店で働いてくれた奉公人や家人が独立開業する際に、同じのれんを使ってお店を出すことを認めるという風習がありました。

その目的は、長年店に尽くしてくれた従業員が独立することを激励することと、のれんの格式や伝統を守る事です。現在のように年金制度や終身雇用制度もなかったため、従業員のモチベーションをアップさせる目的もありました。いわば退職金代わりの制度でした。この風習は現代でも残っており、従業員の独立開業の志向が強い、飲食店や美容院などで、よく行われています。

古い制度ではありますが、人材不足の解消や店舗拡大の助けとなるため、多くの企業が、名称を変えたり独自のシステムを確立させたりしています。人材不足に悩むサービス業においては、近年優秀な人材が集まりにくくなっており、のれん分け制度を運用して、経営状態を改善できるかどうかが、その企業の存続を左右する要素にもなっています。優秀な人材を独立できるところまで育て上げることができれば、あとは独立して経営ノウハウの引継ぎや、スタッフの教育などを受け持ってくれることになります。直営店を増やして、スタッフの教育まで本部が担当するよりも、事業を拡大するスピードが早くなるため、事業本部にとって有利になるのです。

19世紀のアメリカで生まれ日本に入ってきた

一方フランチャイズの定義ははっきりとは決まっていないのですが、日本国内ではおおむね、このようなシステムを指します。事業者が、個人もしくは他の業者と契約を結び、経営ノウハウや、仕入れルート、商標、サービスマークなどを使わせる代わりに、ロイヤリティとして一定の対価の支払いを受けます。商標や、経営ノウハウや、契約後の教育などはパッケージと呼ばれていて、このパッケージがあることで、加盟店の側は、個人で独立して一から商売を始めるよりも廃業の危険が少なく、リスクを負わない独立開業ができるというメリットがあります。

収益の少ない店舗だと、ロイヤリティの支払いだけで利益のほとんどが消えてしまうといったケースもありますが、まったく何もない状態から、商売を始めるより、リスクが少なくて済むため、事業者側が一方的に得をするシステムというわけでもありません。店舗の収益がそれなりにある状態であれば、どちらにとっても得をするシステムです。

このシステムは19世紀のアメリカで始まった制度です。日本に入ってきたのは1960年代ごろで、国内での歴史はまだ浅いと言えます。日本に入ってきてから右肩上がりに伸びている経営形態で、有名なのはコンビニエンスストアです。事業者側にとっては、ロイヤリティの収益だけがメリットではありません。加盟店のオーナーが店舗の確保や、光熱費の支払い、従業員の雇用や教育までを担当してくれるので、自社直営店を増やすよりも、新しい店舗を手っ取り早く増やすことができます。全国に自社の看板を掲げた店舗を、できるだけ多く増やしたい場合に、このシステムは有利に働きます。

一番の違いは身内かそうでないか

本部である事業者と加盟店とはそれぞれ独立した事業体であり、対等な関係のビジネスパートナーです。これらの条件を見るかぎりでは、どちらも同じ条件を満たしているため、フランチャイズの一種という見方もできます。それでは決定的な違いは何かというと、経営ノウハウや店舗名を貸し出す側と加盟店の関係が、身内同士かそうでないかということです。

加盟店が身内であり、長年同じ事業体で働いた経験があるのなら、お互いの信用はすでに出来上がっている状態です。加盟店が身内ではない第三者で、契約を機会にビジネスパートナーとして、新たに関係ができる場合、はじめからお互いの信用があるわけではないので、キッチリとしたシステムの設計が必要不可欠となります。長期にわたる研修や教育が必要となり、経営上のリスクも出てきます。

 

それぞれのシステムの違いは、経営ノウハウや仕入れルート、店舗名を貸出しする側と、契約を結ぶ側との関係が、長年自社店舗で働いた従業員であるか、完全に無関係な個人や他の起業であるかの違いです。元従業員であれば独立までに信用が出来上がっていますが、育てるまでに時間がかかります。無関係な第三者であれば、信用が出来上がっていないためキッチリとしたシステムの確立が必要になります。

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